初日から要るモノだしね☆
~FP(ファイナンシャル・プランナー)雑記帳~
キャッシュフロー表の項目は、これでなければいけないという厳然たる決まりがある訳ではありません。
前回、「基本生活費の中に、入っていたり入っていなかったりする費目」と書きましたが、何故そうなのでしょうか?
食費や被服費は短期で切り詰めることが可能です。
外食を取り止めて家にあるもので済ませる、買おうと思っていた衣類を安い物にする…これだけで、数千円浮かせることもできます。
これに対して、通信費や光熱水費は、同居人数の増減や季節的な変動以外に、短期間で急激に落とすことができません。そもそも、基本料金もありますし…。
この、節約の難易度のために、これらを基本生活費の中に含めずに別項目にするときがあるのでは、と思います。
そんな訳で、今回は<光熱水費>について考えてみましたが、結論から申し上げますと大幅な経費削減は難しいかと。
「天地創造の第一日目、神は『光あれ』と言われた(創世記)」
何をするにも、まずは光は必要ですしね……現代においては夜間のみならず、昼に陽の届かない空間においてさえ。
節電効果の高いエアコンや冷蔵庫の使い方をテレビ番組で紹介していることがあります。
エアコンを付けたり消したりを繰り返すよりも”弱”で連続運転していた方がよいとか、冷凍庫内の物はまとめて置き、冷蔵庫内の物は冷気をふさがないように詰め込まず偏らずに入れるとか、開扉時の保冷に透明ビニールのカーテンを付ける…というのまで見たことがあります。
でも、日々そのような細かい努力の積み重ねで「年間◯千円の節約になる」と言われても、正直モチベーションが上がらないです…。
「電気代とガス代をまとめてお得」の広告の下の方に小さな字で「ご契約状況によっては安くならない場合もあります」と書いてあるので、そもそも大幅な削減が見込めるものではないと思われます。
他の費目を削減したほうが効果的かな…とも。
ただ、同居人に以下のような行為がある場合は、協力を呼びかけましょう。
・歯磨きの間中、水を流しっ放し
・自室の電灯も電化製品も付けっぱなしで不覚にも寝入ってる(高・大生あたり)
・冷暖房の温度設定が極度
↑↑↑<光熱費>だけの問題ではなく、確実に<エコ>、時には<健康>に引っ掛かってきます。
もしも、子供の独立などで家族の人数が減った場合、契約のアンペア数を変更すると、電気代の基本料金が若干安くなります。これも、年間数千円程度ですが、使用料を確認してブレーカーが落ちない程度に設定し直せば、痛みを伴わない節約になります。
ティンカーベルは「ものづくりの妖精」さんだそう(tinker=鋳物の修理屋)
ディズニー映画では、「光の妖精」さんも お友達で出てきます
日々の暮らしの中に、ちょっと良いことがありますように…