失敗しない終活の進め方

~ 暮らしのアトリエ 雪月風花 ~

終活資産の4分類 #6

終活の対象となる資産=カネ、モノ、情報、ヒト

 

あれっ、どこかで見たことありますね。

企業のリソース(資源)=ヒト、カネ、モノ、情報

だって、企業がこの4つの経営資源を活用して利益追求するのなら、

個人が同じ4つの資源を活用して幸福追求してきた、と考えてもおかしくないはず。

ただし、終活では順序は変えています。

 

1)カネ → 財産の残し方の話

2)モノ → 片付けの話

3)情報 → デジタル関連の整理・記録の話

4)ヒト → 人間関係・コミュニケーションの話

次回、「カネ」から。

 

一年は早い…。ところで、Suicaペンギン、2026年度末で“卒業”なのね…。

 

 

3分で分かる遺言書の基本 #5

遺言書の種類は3つ。

 

1)公正証書遺言

 〇 書き方や内容で無効になる心配がない

   公証役場に行き口述するだけで作れる

   保管もしてくれる

 × 高い‼(費用は遺産額による、2人以上の証人の日当も払う)

 

2)秘密証書遺言

   (実際にはほぼ無い。映画の設定だと盛り上がるかも?)

 〇 自分で作成する(代筆、パソコン等可)ので内容は秘密

   保管場所も自由

 × 作成費用1,1000円、公証役場での証明が必要

   2人以上の証人も必要

   「裁判所の検認」(*)が必要で、無効になるかも

(*)遺言書が無効になるのは外形的なチェックによる場合(一定の形式を備えていないと裁判所の検認で無効)と内容(最低限家族に遺すべき「遺留分」を無視した分け方などで無効。ちなみに「遺留分」は法定相続分の半額)

 

3)自筆証書遺言

 〇 自分で作成し署名・捺印するからタダ

   財産目録はパソコンでもOK

   証人不要

 × 裁判所の検認で無効になるかも…ただし ↓ ↓ ↓

 

※数年前に「自筆証書遺言保管制度」ができ、これを利用すると「裁判所の検認」なるものが不要となりました。

自分で作成した遺言書を法務局に持っていき、申請書に記入+住民票のコピー + 本人確認(顔写真付のもの)+ 手数料(3900円)で、事前に外形的なチェックを受ける→法務局で保管→亡くなったら法務局から法定相続人または指定しておいた人に通知が届く

 

なので、事業主や資産家など一部の人を除き、「自筆証書遺言+遺言書保管制度」が最もリーズナブルで使い勝手も良いでしょう。

公正証書作成時の証人は、友人やご近所の方に頼むわけにはいかず、公証役場の方で付けますので一人につき数万円かかり、一度作成するだけでも高い費用となります。

その点でも、「自筆証書遺言+遺言書保管制度」一回3900円ならば、状況や心境の変化で書き直しも可能な価格設定?となっています。

 

法務省 遺言書保管制度」https://www.moj.go.jp/MINJI/minji03_00051.html

 マスコットキャラクターがいます ↓

※金額、法制度は2024年12月25日現在のものです。

資産を4つに分類して整理する #4

「失敗しない終活の進め方」3つのポイント

1 終活の「目的」を意識する

2 資産を4つに分類する

3 「今」の暮らしを充実させる

 

終活の目的「誰のために 何を どこまで」するのか?のうち「何を」の部分を具体例を交えて挙げていきます。

また、終活テーマでは頻出の「遺言書」や「エンディングノート」にも触れ、以下の順序でまとめてみたいと思います。

 

1)遺言書のお話

2)資産の4分類と品目別の整理

3)エンディングノートのお話

4)終活サービスのお話

 

映画や漫画では時々出てくる「遺言書」。

日本では実際にどのくらいの人が遺しているのでしょう?

 

日本財団が全国60~79歳の男女を対象に行った調査(*)によると、既に遺言書を作成済の人は3.5%(公正証書遺言書1.5%+自筆証書遺言書2.0%)でした。

また、厚生労働省「人口動態統計月報(概数)」によれば令和4年の遺言書作成率は8.8%、終活サービス企業のまとめた全国調査(⁑)では11.5%でした。

この数字を多いとみるか少ないとみるかは人それぞれですが、一口に遺言書といっても3種類あり、また、近年新しい制度もでき、全体的には費用や負担を軽減する方向に動いているため、今後の動向が気になるところです。

 

遺言書ってどんな種類があるの? お手軽なのはどれ? やっぱり遺言書って残した方がいいの?…ということで、次回は「遺言書のお話」。

これで、遺言書が出てくるドラマも楽しく観られちゃうかも⁉

 

* 出典:遺言・遺贈に関する意識・実態把握調査要約版(日本財団2023年1月5日)

 https://www.nippon-foundation.or.jp/wp-content/uploads/2022/12/new_pr_20230105_01.pdf

⁑ 葬研(葬儀社向けBtoB情報メディア)>株式会社ルリアン「相続に関する全国調査2024」結果発表第1弾

https://souken.info/le-lien-sozoku-questionnaire2024/

 

いつもは殺風景なビルも華やかに…
 

終活の「目的」を意識する #3

自分にとって終活の「目的」は何でしょう?

えっ、終活に目的なんてあるの⁈…と思われるかもしれませんが、人が何か行動するとき、意識的か無意識的かに関わらずほぼ目的があります。

誰もがこれまで受験や就職など人生の大事な局面において、積極的か消極的かは事情によりますが、何らかの目的意識を持って取り組んできたはずです。

なのに、人生の後半を彩るべき終活において、目的を持たずに進めようとするのは失敗の元ではありませんか。

 

それほど難しく考える必要もないし、後で修正しても勿論OK、

誰のために 何を どこまでするか

 を決めておくだけでよいのです。

 

1)「誰のために?」… 残された人のため?それとも自分の満足感のため?

2)「何を?」… 詳細は後ほど

3)「どこまで?」… 自分なりの規準やルール、進め方

 

私自身の終活の目的はというと「自分の“意地”のためが9割、楽しみながらできるところまで進める」です。

残された人より、ほぼ自分の“名誉(?)”のため。

 

子供たちは身体が弱かったり精神的に弱かったりで、転勤族でワンオペ育児の母親にとっては手がかかり苦労の連続でした。

しかも、物の整理が悪くて子供部屋の床にも多くの物が直置きになっていました。

なのに、もし私の亡き後、実家を片付けるときに二人で

「お母さん、意外と残った物が多かったね~」

「片付けろと言ってたのに、自分も結構だらしないよね」……

などとは絶対に言われたくないっっ‼

これを思い出す時、いつも終活への熱意が湧き上がってくるのです。

 

同年代の女性とこの話を話すると大体、共感を得られます(*^_^*)

目的を意識することは長続きの原動力になります。

 

            空が窓ガラスに染みていくような寒い日

終活のマイ定義  #2

「終活」という言葉が気になるけれど、何から始めてよいか分からない…。

エンディングノートに記入したり、片付けをしてみたけれど、これで良いのか迷う…。

 

そんな方と直接言葉を交わすわけではないけれど、一緒に終活を楽しむことができれば嬉しいなぁ…と思って書いています。

 

「失敗しない終活の進め方」3つのポイントのうち一番目、

「§1 終活の目的を意識する」、その前に…

 

そもそも「終活」とは何でしょう?

 

終活=人生の最期に向けて準備すること。

   財産を整理する、墓を購入するなど。(大辞林4.0)

 

それで、「終活」というと墓石関連事業からの発信も多い訳なのですね。

もっとも、現在では墓の「購入」より「墓じまい」の方が多いそうですが…。

 

そこで、自分の終活は、このように定義してみました。

残したいものを 残したい形に近づける

 残したくないものを 減らしていくこと

 

ただし、“ 完全 ” はありません。

仮に、遺言書も、物の整理も完璧に済ませたと思っても、

生きているうちは事情や心境の変化があるからです。

 

そして、“ やり過ぎ ” も禁物です。

以前、ケアマネージャーをしている友人から聞いたことがあります。

ご高齢の方が「終活」と言って身の回りの物を清々しいほどに処分したそうです。

処分している間は生き生きとしていましたが、本当にさっぱりとしてしまった後は

ヌケガラのようになってしまったとのことです。

「あまり急いで処分するのも考えものよ」と言っていました。

 

50代、60代から終活を始めて、人生100年時代で100歳まで生きたとすると、終活歴も数十年に及ぶことになります。

なので、「完全を目指さず、のんびりと、自分のペースで、頑張り過ぎないこと」を終活の心得としています。

 

実際、進むときは短時間で一気に進んだ~!と思うこともあれば、ここしばらくは忙しくてまったく進展がない…というときもあります。

でも、自分のスタンスを決めておけば焦る気持ちは起こりません。

 

 「やらなきゃ」 ← 義務感では続きません

 「ゆる~く」 ← 急ぐ特別な理由が無い限り、長続きのコツです

 

                人生はいつだって 旅の途中…

終活で失敗しない 3つのポイント #1

ネットで無料のエンディングノートを調べたら、20代向けのものまでありました。

メメントモリ(死を想え)」とはいえ、早過ぎるのでは~とも思ったのですが、「死を意識することが今を大切に生きることにつながる」とも言えます。

自分自身はというと、ジャストな年代でもあり、数年前に整理収納に興味を持った当初から「終活」がテーマでした。

ファイナンシャルプランナーの視点から金銭等財産面を、整理収納コンサルタントの視点から物の保有状態を、のんびりと自分の望む形に整えていきたいと考えています。

なので、現時点までの自身の「終活」で考えたこと、実践して良かったこと、これからやろうと考えていることをレポートにまとめてみることにしました。

 

ところで、「失敗しない」ってどういう意味⁉と思われるかもしれませんね(^^;)

ここでいう「失敗」=「面倒で続かない、やってもムダな気がする、楽しくない」といった感じでしょうか。

 

【失敗しないための  3つのポイント】

1)自分にとっての終活の「目的」を意識する

2)資産を4つに分類して考える

3)「今」の暮らしを充実させる

 

 

実際に終活に取り組んでいた人は3割くらい、という記事も目にしたことがありますが、意外と少ない…というのが私見です。

始めてみれば楽しみも充実感もいっぱいです。

 

夏が過ぎたら…

終活のつもりでのんびりと取り組んでいる片付けも、

急に進むときと、停滞するときがあります。

今年のGW辺りから、マットレス→ベッドに変わり、

気になっていた本棚を片付け、少しずつ望むカタチになってきました。

…が、夏は仕事も繁忙期⁇のため、小休止中です。

 

ただ、夏が過ぎ秋になったら処分するものを幾つか決めてあります。

十年近く前に買った白いバッグ。壊れていないけど少し焼けてる…。

裏がほつれてきた普段着の夏用ズボン。

履きやすいけどくたびれてきた仕事用ローヒールパンプス。

 

馴染んでいて捨て時が分からないものは、このシーズン限りと決めてヘビロテ中。

予め区切りをつけておくと、手放すのが容易になります。

仕事の合間の楽しみはランチのみ(*^_^*)💦