…嘘って、嘘だって言えないのね?
…でも、おそらく多くの人が気付いていたのです。年金100年、このままの運用で、持つわけないと…。今回、それをハッキリと聞いてしまっただけで。
国民年金制度ができてから60年足らず、”年金100年安心プラン”と打ち出して、わずか15年。
考えてみれば、国民年金ができたのは、戦後十数年、ベビーブームがひと段落した頃。
増え続ける現役世代から集めて高齢者に配る、自転車操業で行けそうな感じがしても、おかしくはない時代だったのですね。
先日、趣味の集まりの時に、「年金額って変わる?」「減るの?」 という話になりました。
変わります。ちょっと増えることもありますが、長期的には減っていくでしょう。
今、年金をもらっている人だけでなく、今後もらう人も見込み額が変動しています。
毎年、年金額に、次のような微調整をしているからです。
① 賃金(←現役世代に合わせるため)や物価の変動に合わせて改定。
だから、物価や賃金がある程度上がれば、今年のように年金額が少し上がることも
あります。
② 年金全体の被保険者減少率と、平均余命の延びで調整をかけることに。
少子高齢化が進むにつれて、少~しづつですが、減っていくことになりますね…。
皆それぞれに頑張って生きているのです。
老後の生活が、せめて心穏やかなものであってほしいですね。
足りない年金の補い方を、年代別に考えて行きたいと思っています。
日々の暮らしの中に、ちょっと良いことがありますように…