雪月風花

整理収納 × ファイナンシャルプランニング

「備えあれば患いなし」

 ~FP(ファイナンシャル・プランナー)雑記帳~

 

この一ヶ月間、右手首骨折のため、添え木を付けて生活していました。

 

旅先のホテルの浴室で、浴槽から出る際、転倒したのです。

排水が悪く、足を着いたタイルの上に水が残っていたので、滑って態勢を崩してしまいました。

幸い、最終夜だったので、腫れがひどくなる前に帰宅、すぐに近くの整形外科で受診できましたが、生まれて初めての骨折となりました。

 

これまで、年齢の割に旅行に出ることも少なかったので、たまに出るともなれば、それはそれは楽しみにして–––国内外にかかわらず、乗り物酔い、化膿止め、虫刺され、下痢止めの薬や整腸剤、目薬はもちろん、傷テープ、傷パッド(テープより大きめ)一式をポーチにまとめての準備万端!です。

 

ただ、自身は車も船も酔ったことがなく、消化器系も意外と丈夫らしく、別のツアー客に薬を差し上げることはあっても、旅先でのケガやトラブルとは無縁だったので、やはり慢心して気が抜けていたというか、注意が足りなかったことは否めません(>_<)

今後は、旅行中のみならず日常生活でも気を引き締めようと猛省しました。

 

そして、旅行準備と言えば、旅行保険もかけて行きます。

特に海外では、全額自己負担になるので、保険はマストです。

 

旅行中のケガや、携行品の破損を補償してもらうには、クレジットカードの付帯保険と、掛け捨ての旅行保険があります。

利用中のクレジットカードに国内・海外旅行傷害保険が付帯している場合、旅行前に条件を確認します。

もしも、補償内容が不十分(危険地域へ行くとか…?)だと思うならば、掛け捨ての旅行保険をかけると良いと思います。

その旅行期間だけの掛け捨て保険は、ツアーなら大抵申込みと一緒に受け付けていますし、空港でも掛けられます。

 

今回は、カード保険に保険金を請求することになっています。

最初の診療の後、カード会社と提携している保険会社に電話をすると、保険金請求手続きの案内書と請求書が郵送されてきました。

事故の日から一定の期間(今回は180日)内にかかった費用を病院の領収書等を添えて請求します。

病院の領収書以外にも、事故証明書(保険金請求書の所定の欄に、添乗員か同行者の署名捺印でもOK)、治療費が高額な場合には診断書(今回は総額で2万円もいかないようなので不要かと)、海外旅行の場合は 出入国日の確認が取れるもの( e チケット控え、搭乗半券、ツアー日程表 等のうちいずれか)などが必要になるので、クリアファイルで一箇所にまとめています。

 

友人達と卒業旅行でハワイに行ったAさん。波打ち際でデジカメを落として水没、壊れてしまいましたが、帰国後、保険で新品に。

 

買ったばかりの海外ブランドのトランクが、空港の手荷物引き取り所から出てきた時に大きく凹んでいたBさん。一応、連絡したら、保険で修理してもらえたそうです。

 

いくら保険をかけていても、請求しなければ一銭も出ません。

もしかしたら、保険金が出る場合なのかも…と思った時は、とりあえず問い合わせてみましょう。

亡き母の口癖は「備えあれば患いなし」でしたが、保険でカバーされそうだと思った時、頭上でひっそり声がしたような…(^^;

 

 

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添え木は取れましたが、今年の秋はリハビリしながら遠出は避けます…('◇')ゞ

 

 

日々の暮らしの中に、ちょっと良いことがありますように…