ペーパー宅建士
残暑お見舞い申し上げます。8月は、不動産のお話にしてみました。
ところで、数年前に宅地建物取引士の資格を取得しました。
正確には、まだ【宅地建物主任者】と言われていた頃ですが…。
残念なことに不動産の実務経験が無く、”ペーパードライバー”ならぬ”ペーパー宅建士”ですが、不動産広告や不動産関係書類の、どのような点に注意すれば良いのかが分かって、とても役に立っています。
思いつくままに、いくつか挙げてみますね。
🏠 借りるとき
・ 古い物件ほど安いですが、旧耐震基準の物件で耐震改修等をしていないところは避けましょう。
1981年6月1日に建築基準が変わり、これ以降に建築確認を受けた建物は、大地震でも倒壊しないようにという、新耐震基準で竣工されています。
これは、中古物件を購入して、改修せずに住む場合も同じですね。
・借りたい地域の不動産屋さんに足を運ぶのが 吉 と出るかも…。
レインズ(REINS)という、不動産屋さんにしか検索できない、不動産流通機構のコンピューター・ネットワーク・システムがあり、基本的に、全国の不動産屋さんは物件情報を共有しています。
でも、載っていない物件も、たまにあるのです。
例えば、賃貸併用物件の大家さんが、全国レベルで流して欲しくない等の理由で、近所の不動産屋さんにだけ扱いを頼んだりする時などです。
相場より若干、お得な賃料になっていることが多いです。
🏠 買うとき
・【所有権】以外は止めた方が良いでしょう。
確かに、借地権や定期借地権付きの方が購入価格は割安です。
ただ、借地権の場合、毎月の借地代や、更新料(20年位が多いですが、中古物件購入の場合、残りの期間を引き継ぐので短いことも)の支払いが続きます。
契約時に初回の更新料を確かめたとしても、次の更新時に、相続や売買で地主が変わり、値上げされることも考えられます。
定期借地権付の建売の場合、50年など、決まった年数の後、家賃を払って住み続けることも可能ですが、人生100年時代と言われる現代、長生きリスクがあります。
・再建築不可、要セットバック、私道持ち分 に注意しましょう。
一般的に、建物の敷地は4メートル以上の道路に2メートル以上接していなければならないので、前面道路が狭い場合はセットバックになります。道路から狭い通路でつながっている場合には再建築不可となる場合があります。
ミニ開発(←8/14の※1)の場合は、私道持ち分が自宅敷地までつながっているかの確認が必要です。
暑さのピークも過ぎましたが、無理は禁物ですね (^^;
恵比寿のお店で、タピオカをたっぷりと食べて(✖ 飲んで)きました♡
うちの近所にも、いきなりタピオカドリンクのお店が増えました。
日々の暮らしの中に、ちょっと良いことがありますように…